心理カウンセラーは資格取得=就職ではない


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心理カウンセラーは資格取得=就職ではない

 心理カウンセラーは資格があれば、身分が保証されるわけではないのはご理解いただけましたね?心理カウンセラーの就労環境は依然として厳しい現実があるのです。


 医療の現場では医師・看護師は物理的なケアする一方、心理カウンセラーは精神面・心理面でのケアをするわけですが、人を治癒するという目的は同じであるはずなのに、地位や報酬の体制に歴然とした差があります。確かに、高度な科学的知識が必要な医療と心理ケアを単純比較することはできませんが、だからといって心理カウンセラーが単純で楽な仕事というわけではないのです。カウンセラーの受ける精神的ストレス・労力は重労働に匹敵することもあるのです。

 心理カウンセラーの必要性・重要性について十分に認知されるまで、まだ社会が成熟していないといえるのでしょう。その原因は、目には見えない心を取り扱う分野であるという点にあるのだと思います。


 また、社会ニーズに応じて心理カウンセラーの拡充・体制強化が図られる一方で、逆にカウンセラーをできるだけ必要としない社会に向けた体制作り・支援といった国家的視点も一方で考えられます。ニーズが増加したからといって、単純に心理カウンセラーの地位向上・待遇改善の気運が高まるとは言い切れないでしょう。心理カウンセラーという立場は、そういった流動的な社会の中に置かれているのだと思います。
 いずれにしても、心理カウンセラーとして生計を立てるのであればプロ意識が絶対に必要ですし、不断の努力が必要です。そして、門戸が狭く厳しいという現実に、打ち勝たねばなりません。
 心理カウンセラーの資格は、履歴書に英検1級とか珠算1級と書くのと同じレベルで考えましょう。その資格で就職が決まるわけではないのです。

大事なのは資格よりも人間性・社会性・責任能力


 また、心理カウンセラーの活躍のスタイルは多種多様であり、心理カウンセラーオンリーにこだわる合理性も乏しいといえるでしょう。就職して社会に参加しながら、カウンセラーに近い仕事を傍で見て、参加の機会を待ちながら、資格を目指して自分を磨いていくことも一つのスタイルです。心理カウンセラーオンリーにこだわって、食べていけないでは、自分が本当に行いたい社会奉仕ができなくなってしまいますよね・・・。



資格取得=就職ではなく、資格取得+人間力=就職なのです。


 これは、どこの世界でも同じ・・・。資格取得も、問題解決能力やハードルを超えるための努力を継続できる能力があることを示す、人間力の一つのバロメーターなのですが、責任能力・人間性・社会性があって、初めて社会参加への切符をもらえることを忘れないでください。
 資格は身にならなければ取る意味が無いと、資格取得にてこずっているより、資格は単純な試験だと割り切ってサクッと取って、社会に出て経験を積んで身に浸み込ませる方がよっぽど効率的なんです。これは、先輩社会人なら誰もが感じていることです。
 大事なのは人間力、資格取得は人間力のほんの一部だと考えましょう。


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